「健康なしの幸福はあり得ない」との考えから、働くすべての従業員が心身ともに健康に働ける職場環境の実現を目指しています。
健康経営担当役員を配置し、「健康増進」だけでなく、「多様なハラスメントの撲滅」、「業務中の事故防止」など項目ごとに取り組むべき課題を定め、
定期的に啓蒙や指導を行っています。
《健康経営に関する新着情報》
2021年:15.7%、2022年:20.1%、2023年度目標 25.0%
図1
図2
経済産業省と日本健康会議が共同で実施する「健康経営優良法人」の「中小規模法人部門(ブライト500)」に4年連続で認定されました。
健康経営優良法人認定制度とは、地域の健康課題に即した取組や日本健康会議が進める健康増進の取組をもとに、特に優良な健康経営を実践している大企業や中小企業等の法人を顕彰する制度です。その中でも「ブライト500」は、中小規模法人部門の認定企業のうち、特に優れた健康経営を実践する上位500法人に授与されるものです。
※健康経営優良法人認定制度
https://www.meti.go.jp/policy/mono_info_service/healthcare/kenkoukeiei_yuryouhouzin.html
丸信では、「ふくおか健康づくり団体・事業所宣言」を行っています。
この取り組みは、健康寿命の延伸を図ることを目的として、県民一人ひとりが地域の中で健やかで心豊かに過ごすことができる福岡県を目指し、様々な分野の関係団体が一体となって自主的な健康づくりを県民運動として展開しています。
宣言した登録事業所の中から全国健康保険協会(協会けんぽ)福岡支部より優良事業所が選ばれますが、その中でも最上位のゴールドに選出されました。
健康面の課題改善を促すため、全ての従業員に定期健康診断の受診を義務付けており、再検査診断判定の出た従業員については、1か月以内に再検査を受けた上で、会社への報告を徹底しています。
また、生活習慣病の予防と改善のため、特定健診後の特定保健指導の推進も行っています。
本社工場では、2023年1月から社会貢献活動の一環として、献血バスにて就業時間内での献血を実施しております。これは従業員からの提案で開始した取り組みで、初回実施時には献血初体験の従業員も多く参加しました。
献血では、血液の提供だけでなく血液検査も実施されるため、今後も定期的に実施し、献血を通じて従業員の健康意識の向上を図ってまいります。
「N-NOSE®」は線虫を活用したがんのリスクを判定するサービスです。
がん患者には、健康な人にはない特有の匂いがあることから、匂いの識別が可能と考えられている「線虫」の尿に対する反応を調べることで、がんのリスクを簡単に判定することができます。
弊社では法人契約を締結し、希望者の一部費用負担で導入しています。
全従業員を対象にインフルエンザ予防注射費用の半額負担を行っています。
保険会社の特別講師を招き、女性社員を対象とした「乳がんセミナー」を開催しました。
オンラインを含み、60名ほどの社員が参加し、乳がんの罹患率や増加している原因、がん検査の種類や特徴について学びました。
今後も様々な病気等について学べるセミナーを定期的に開催し、社員の健康に関する知識や意識向上に努めます。
みんなが幸せで働き甲斐のある職場を目指して
これまで、管理職のみが受講していた3方良し(自分、相手、周りが皆んな幸せる方法を考え実施する事)を学ぶセミナーを一般従業員向けに月1回実施し、従業員さん自身もご家族もお客様も皆が感謝しあえて幸せになるための勉強を実施しています。(2023年2月より開催)
過去の実施内容
2025年2月 テーマ:日本を知っていますか?
2月11日は建国記念の日です。
建国を記念する日は世界中の国にありますが、世界の人々に比べて日本人は、建国記念の日が何の日か知っている人は少ないようです。
日本の皇室は世界の王室で一番古い歴史を持っている。
そして、その建国に関しては古事記や日本書紀という書物に書かれた歴史書に基づいています。
講師により古事記の最初の部分の紹介があり、日本の神様は、とっても人間臭い所がある。神様の話から初代の神武天皇の話へ繋がっていることを学びました。
天皇陛下は1月1日のまだ暗いうちにから四方拝という祭事を行われている。この時、唱えられる言葉には、すべての災いは自分の身に降りかかり国民の幸せでいて欲しいと祈って居られる。これは親心と同じです。
どの様な人でも、幸せを祈ってもらえる存在がいることは尊い。
古事記を呼んでみたいと思いました。
2025年1月 テーマ:「人の力」を方向づけるもの
形(行動)の上での道徳も大切ですが、もっと大切なのは心づかい。(どんな心で?)
3人のレンガ職人の話、「何の仕事をしているの?」
(一人目のレンガ職人)
親方の指示でレンガを積んでいる、きつくて大変だからもう辞めたい。
(二人目のレンガ職人)
家族を養うために、大変だけどお金になるから頑張ってレンガを積んでいる。
(三人目のレンガ職人)
立派な大聖堂の壁を作っている。多くの人が見に来て喜ぶのが楽しみだよ。
1人目は嫌な仕事、2人目はお金の為、3人目はみんなの幸せの為
同じ仕事でも、働く人の心で仕事のやりがいは変わってくる。
大切なのは心づかい。(どんな心をそえるか?)どんな心を育てるか?
講師の母の話、道徳におころを添えるのはそんなに難しいことじゃない。
別れ際の「ありがとうございました。」に「どうぞお気をつけて」の心を添える。
会社では「お疲れ様です。」に「今日はありがとう」「気をつけて帰ってね」をつけて過ごすことで、幸せな未来が待ってる。
幸せも不幸せも作り出すのは自分自身の心
それが道徳を学ぶ目的です。
2024年9月 テーマ:生涯をかけて学ぶもの
何のために学ぶのだろう、
明治の教科書は、道徳であふれていました。
ものの考え方を改める為に学びます。
ワークショップ(和田裕美さんの「人生良かったかるた」を体験)
カルテに書かれたネガティブな出来事を「よかった!」に変える。
例)
「あ」 あいさつしたのに無視されてよかった。
→自分の声が小さいことに気付けた。
→自分の存在の薄さに気付けた。もっと輝こう!
「う」 うそをつかれてよかった。
「お」 おしゃれしたのに誰も気づいてくれなくて良かった。
などを4人一組で楽しく考えました。
道徳を学ぶのは何のため?
それは「いのちを活かし幸せになる力を身につけるため」
「幸せな子」を育てるのではなくどんな境遇に置かれても
「幸せになれる子」を育てたい。(上皇后美智子様)
どんなネガティブな出来事からも「よかった」を探すことは
自分に対する立派な道徳です。
まずは自分が、自分、自分を幸せにしてあげて下さい。
所定の屋外喫煙所を除き、社屋・工場などの敷地内および社有車内は喫煙禁止とし、喫煙者には禁煙外来での治療に伴う費用の一部を会社で負担しています。
また、従業員の喫煙率低下を目的とし「禁煙推進月間」を開催しました。(2023年10月)
「運動・食事・睡眠」の健康を支える3要素をはじめとする10項目の健康データの記録機能と、ストレス状態のセルフチェックを行うことができる健康管理アプリ「ココカラダイアリー」(※)の利用を推奨しています。定期的なストレスチェックや歩数ランキング機能を使い、運動促進を行っています。※三井住友海上提供
また、月間歩数目標(15万歩)を達成した従業員には、弊社が運営する食品通販サイト「九州お取り寄せ本舗」と連携し、歩数に応じた金額のクーポン券を贈呈しています。これにより、日常における従業員の運動量が増加し、運動に対する意識が大きく向上しました。
※この取り組みについての記事が西日本新聞に掲載されました。 https://www.nishinippon.co.jp/item/n/1127238/
福利厚生代行サービス会社「株式会社ベネフィット・ワン」と連携し、スポーツジムやレジャー施設などが会員料金で利用できます。その特典は家族でも利用が可能です。
社内では、年間を通して様々なイベントを企画しています。
仕事やプライベートでのモチベーションの向上やコミュニケーションの活性化を目的とし、レクリエーションを通じて、普段は直接顔を合わせて関わる機会が少ない営業所や他部門、ご家族との交流を図っています。
不足しがちな野菜や栄養素を補う取り組みとして、社内にコンビニ自販機や軽食販売コーナーを設置し、サラダや野菜ジュース、シリアルバー、バランス栄養食品、低カロリー食品などを販売し、従業員の健康的な食生活を支援しています。
働き方改革を宣言し、業務の効率化を通して従業員が長時間の残業をすることなく勤務できる体制を目指しています。
社内に専門組織を設け、RPA(ロボットによる業務自動化)等の業務改善ツールを積極的に活用することで業務の効率化を図り、長時間労働削減に努めています。
特に毎週水曜日は「ノー残業デー」として定時退社を推奨しています。
パワハラ・セクハラの被害を受けた従業員の相談窓口を社内および社外にも設けることで、必要に応じた対象者の教育や配置転換を行う体制を整備しています。
また、継続的な社内啓蒙活動や、管理職は業務内容よりも従業員の心身の健康面を優先する評価体系とするなど、パワハラ・セクハラ等の、ハラスメントの撲滅に積極的に努めています。
新入社員に対して、先輩社員がチューター役としてサポートしています。
業務間の枠を超えた先輩を付けることで、上司や身近な同僚には打ち明けにくい「悩み」を相談できる体制を整え、入社から間もない社員のメンタル面を支えています。
5S活動や、従業員からの気づきや提案により、工場や倉庫など従業員の怪我につながる可能性が高い危険な箇所については、定期的に検査を行い、必要に応じて改善を行っています。
また、工場勤務の従業員には、体のストレッチ効果や脳のリフレッシュ効果が期待できるラジオ体操を毎朝行うことで工場内での怪我や事故防止に役立てています。
交通事故の原因の一つである睡眠時無呼吸症候群(SAS)の定期チェック義務化や、「交通事故"0"キャンペーン」と称して交通事故ゼロを達成した日数の報告をしています。
さらに、実際の交通事故事例の情報を社内共有するなど、営業や配送など社用車を使用する頻度が高い従業員を中心に、安全運転の意識向上に努めています。
印刷用インキに含まれる「揮発性有機化合物(VOC)」は、喘息や気管支炎などの健康被害が報告されていることを踏まえ、以下取り組みで印刷現場におけるVOCによる健康被害の撲滅に努めています。
・インキをノンVOCタイプへの切り替えを進めている
・超高感度センサーによりVOC発生を監視できるオフセット印刷工場用VOC警報器の導入
2018年より企業主導型保育園「丸信インターナショナル保育園」を運営しています。
病児保育や一時保育に対応しており、在園児でなくても病児保育を利用することが可能です。
また、感染症の影響で小学校が一斉休校となった際には、未就学児から小学生まで同伴出社ができる体制を整えるなど、子育て世代の従業員がストレスなく「安心して働ける」職場環境を整備しています。
参考:丸信インターナショナル保育園
健康に関する専門家やヘルスケア会社との提携により、社内報を通じた健康情報の発信を定期的に行っています。
2021年5月から、ヨガインストラクターの黒木氏による「健康経営コラム」、同年7月からは医薬食品製造会社クラシエが提供する季節の健康情報を、社内報に掲載するなど、従業員の健康意識の向上を図っています。