株式会社丸信

三方よし通信

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【健康経営コラム】『健康経営優良法人認定制度』について考える(前編)

今年3月に『やった。健康経営優良法人ブライト500に選ばれた(^^)♪』と喜んだのがつい先日のようです。

今年も、「健康経営優良法人2023」認定の申し込みが始まりました。

経済産業省HPによると「健康経営」とは、「従業員等の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に実践することです。企業理念に基づき、従業員等への健康投資を行うことは、従業員の活力向上や生産性の向上等の組織の活性化をもたらし、結果的に業績向上や株価向上につながると期待されます。健康経営は、日本再興戦略、未来投資戦略に位置づけられた「国民の健康寿命の延伸」に関する取り組みの一つです」と説明されています。

簡単に言うと、「健康を会社の重要な経営資源として考えて、従業員の方が健康で生き生きと働く環境を提供するすることで業績向上につなげよう!人口も減ってるし、高齢化も進んでるので永く健康で楽しく働ける社会を作っていこう!」、こういうイメージかと思います。せっかく働くなら、従業員に優しい会社で働きたいと考える人は多いと思います。

企業が健康経営を行うことのメリットは、プレゼンティズム(出勤できても調子が上がらないこと)とアブゼンティズム(心身の不調により業務自体が行えないこと)の削減と、ワークエンゲージメント(仕事に対してポジティブな心理状態)を高めることで業績を向上させること。つまり、働き手と企業がWin-Winの関係になるのが健康経営なのです。(つづく)